アラジンストーブの天板の汚れの落とし方ときれいに保つ対策は?灯油の抜く方法も!

レトロなデザインで人気のアラジンストーブ。天板にやかんを置くこともできる優れものですが、だんだんと汚れちゃいます。汚れてしまっても、汚れを落とした状態で保ちたいですよね。どうしたら簡単に汚れを落とせるのでしょう?また、次の冬のために灯油の抜き方をお教えします。

アラジンストーブの天板の汚れの落とし方は?

我が家では天板を活用して、お湯を沸かして加湿をしたり、お鍋を置いて煮物を作ったりすることがあるのですが、うっかりして吹きこぼれてしまうときがあります。

「わぁ!!!」と思ったときには、時すでに遅し・・・。天板の上に焦げた跡が。

私のような経験をされたかたは、少なくないと思います。

また、服が溶けてしまったりしたり、プラスチック製のものを置いていたのに、ストーブと付けてしまい、溶けて焦げてしまう場合もあると思います。

どちらの場合でも、きれいにする方法はあります。

まず、吹きこぼれなどの汚れの場合ですが、メラニンスポンジでゆっくり擦りましょう。強く擦ると表面の塗装がはがれてしまう可能性もあるので、やさしく擦りましょう。

私が使っているメラニンスポンジはこちら

 

それでも、汚れが落ちない場合は、

ぬるま湯(40℃前後)を大さじ1・重曹を大さじ2・容器(ぬるま湯と重曹を入れます)・スポンジ・雑巾

を用意します。

ぬるま湯と重曹を混ぜて、ペースト状にします。

それを焦げた部分に付け、スポンジでやさしくこすります。重曹はペースト状にすると、研磨性があるので、やさしく擦りましょう。

焦げが取れたのを確認してから、雑巾で拭き取ります。拭き取る際は硬く絞った雑巾で拭き取りましょう。

次に、プラスチックが溶けてしまった場合ですが、先ほどの重曹を使った方法で取れる場合があります。

もし、重曹を使っても取れない場合は、同じくプラスチック製のスクレイバー目の細かい紙やすりで、焦げを削ぎ落してみてください。

この場合、重曹を使うよりも天板を傷つけてしまう可能性が高いので、慎重に進めてください。

私のおすすめの重曹はこちら

食品添加物規格の重曹ですので、安心です♪

アラジンストーブをきれいに保つ対策は?

冬の間、大活躍してくれたアラジンストーブですが、来年もきれいに、そして快適に使うためには、メンテナンスが重要になってきます。

ほこりなどの清掃をきちんと行っておくと、来年の冬も快適に使うことができます。

アラジンストーブの良いところは、分解できることなんです。なので、細かいところまで清掃することができます。

まずは、天板を外します。

次に、安全網を外していきます。上と下にフックがついているので、それをゆっくりと外します。外れると、どちらも水拭きをします。

次は、フレームを掃除します。安全網があるので普段ではなかなか掃除できないですが、意外とほこりも溜まっています。隙間などは綿棒を使って掃除しましょう。

そして、灯油を入れる際など一番汚れてしまう、タンク周りですが、ほこりで汚れています。ここも雑巾などできれいに拭きましょう。

そして、アラジンストーブの心臓部分である、燃焼部分の掃除が一番肝心です!

外筒を左にゆっくり回すと、外筒が抜けて、芯が出てきます。次に、内円板を外します。これも、ゆっくりと廻すと外れます。

一番焦げやすい部分なので、金属ブラシなどできれいにしておきましょう。

外筒も焦げで汚れています。焦げがこびりついてしまっている場合は、マイナスドライバーやカッターナイフなどで擦って落としていきましょう。ここに埃が溜まったままにしておくと、空気の流れが妨げられるので、きちんと清掃しておきましょう。

最期に、アラジンストーブを購入したらついてくる、芯クリーナーを使って芯先を整えます。他のメンテナンスが面倒であっても、ここだけは丁寧にメンテナンスしておきましょう!

芯先がガタガタの状態だと、アラジンストーブの代名詞である「きれいな青い炎」は期待できず、不完全燃焼を起こして、ストーブの寿命を短くしてしまうかもしれません。

付属でついているだけあり、簡単にメンテナンスすることができます。

芯にかぶせて回すだけで終了です。ただ、焦げが周りに落ちてしまうので、タオルを巻いておきましょう。

そして、再程同様マイナスドライバーやカッターナイフで芯先を整えながら、焦げ部分を削っていきます。

これを繰り返していくと、芯がだんだん短くなってしまいますが、その際は「芯の交換」を行いましょう。

最期に足元の台座を拭き取り、組み立てて終了です。

アラジンストーブの灯油を抜く方法は?

灯油を使用するストーブの場合、少しだけ灯油が残ってしまう場合もありますよね?

でも、そのままにしておくと、灯油が変質してしまって、ストーブの故障の原因にもなってしまうんです。灯油タンクが腐食の原因にもなってしまって、使えなくなってしまう場合もあります。

なので、シーズンが過ぎてからは、タンクの中の灯油をきちんと抜いてから、保管するようにしましょう。

では、どのように灯油を抜いたらいいのでしょうか?

灯油がなくなるまで空焚きにしてしまうと、芯が早く痛んでしまうので、おすすめできません。

簡単な方法としては、手動のポンプを使って灯油を抜いていきます。給油するときと反対で、タンクの中に入れ、底面にぴったり付けます。電池式のポンプの場合、底面にきちんと付きにくいので、手動のポンプをおススメします。

 

もし、ポンプで吸いきれない場合、ホームセンターやネット通販などで灯油抜きスポイドが販売されています。100円代から販売されているので、手軽に購入することができます。

 

抜き取った灯油は、危険物に指定されているので、排水溝に流すなどの処分を行ってはいけません。ガソリンスタンドへ持ち込んだり、回収業者に引き取ってもらうようにしましょう。

 

 

 

まとめ

いかかでしたでしょうか?アラジンストーブはきちんとメンテナンスを行えば、何十年と長く使用することができるストーブです。

古くなった部品も交換していくことで、長く使うことができますので、是非参考になさってください。