12/17のこの差って何?では、実は多くの方がお正月にふさわしくない言葉を使って書いているのだそうです!そこで今回は、年賀状にふさわしい言葉と年賀状にふさわしくない言葉の差が放送されていました。年賀状の目上の人に宛てた正しい書き方は?5つの間違いポイントを集約して教えてくれています。
Contents
年賀状にふさわしくない言葉とは?
これは、目上の人に宛てた年賀状です。
この中で間違えが5つあります。わかりますか?
賀正
新年あけまして
おめでとうございます。
去年は大変
お世話になりました。
今年もよろしく
お願いします。
2020年 1月1日 元旦
年賀状の鉄則 其の1
『去年』『負け』『離れる』など縁起の良くない字を書かない。
✖ 去年 ➡ 昨年 ・旧年 を使う
去年の『去』という字は「死去」や「去る」と使われますので、あまり縁起のいい言葉ではないのです。不吉な事を連想し、縁起が悪いです。
『去』という文字の他に縁起の良くない文字は、『負・離』という文字も年賀状にはふさわしくないとされています。
年賀状の鉄則 其の2
『1月1日』と『元旦』は両方一緒に書かない!
✖ 1月1日元旦 ➡ 元旦には『1月1日の朝』という意味があるので、どちらか一つでいいです。
年賀状の鉄則 其の3
目上の人宛の年賀状には【賀正】や【迎春】を使わない!
目上の人に年賀状を送る際は【賀正】と書くのは失礼になる!
✖賀正 ➡ 目上の人宛てに正しいのは【謹賀新年】のみ!
謹賀新年の『謹』=相手を敬う意味があるからです。
『賀正』は『恭賀新正』を略したもので、『恭』という字は相手を敬う意味があります。なので、目上の方に対しては『賀正』と略したものは失礼ですが、『恭賀新正』なら尊敬語が入っているので使っていいのです。
さらに、『迎春』も相手を敬う言葉がないのでふさわしくないです。
年賀状の鉄則 其の4
【新年】と【あけまして】は続けて書かない!
✖ 新年あけまして ➡ あけたのは【新年】ではなくて、【旧年】なので、日本語として間違っています。
なので、『新年 おめでとうございます』は正しいです。
新年は付けず、『あけまして おめでとうございます』と使いましょう!
年賀状の鉄則 其の5
句読点『。』や感嘆符『!』は付けない!
『あけまして おめでとうございます。』の【。】の句読点は【終わり】とか【区切り】の意味があるので、あまり前向きな言葉ではないです。
感嘆符『!』は基本書かないです。
正しい年賀状の書き方の見本
謹賀新年
あけまして
おめでとうございます
昨年は大変
お世話になりました
今年もよろしく
お願いします
2020年 1月1日 元旦
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