そろそろクリスマス!子供たちにとって、楽しみな季節が近づいてきました。純粋な子供たちには疑問がいっぱい。なぜフィンランドに住んでいるのでしょうか?いつ頃からサンタさんがいるの?手紙を書いて返事をもらえるの?子供に聞かれた時、答えの参考になさってください。
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サンタクロースがフィンランドに住んでいるのはなぜ?
サンタクロースはフィンランドに住んでいるといわれることが多いですが、本当はどうなのでしょう?
実は、サンタクロースの元となった人物は、トルコ出身だったんです!!!びっくりですよね?私が小さいときに読んだ絵本とかでは、「フィンランドに住んでいる」って書いてあったのに!!!
じゃあ、なぜサンタクロースはフィンランドに住んでいるのでしょうか?寒いところであれば、北極の方が寒いはずなのに・・・。調べていくと、衝撃の事実があったんです。
サンタクロースはトナカイのそりに乗って移動するイメージから、「寒いなら北極でしょう!」という設定になっていたようです。
しかし、1925年フィンランドの新聞社が「北極でも食糧不足のため、トナカイにあげるエサがないので、フィンランドのラップランドに引越ししました」と発表されました。
そこから、サンタクロースはフィンランドに住んでいることになったそうです。
新聞社のジョークがいつの間にか定着しているようです。
サンタクロースがフィンランドで生まれたのはいつ?
先ほども言いましたが、サンタクロースのモデルになった人物は、トルコ出身の司祭・聖ニコラウスだと言われています。
昔々、4世紀に実在した聖ニコラウス。庶民の味方や守護聖人として知られる人物だったそうです。その理由として、亡くなった人を生き返らせたり、親に売られそうになった少女を助けるために、煙突からお金を投げ入れたりと、逸話がたくさんあるんです。
きっと煙突から家に入るというお話になったのは、これがきっかけだったんでしょうね。
聖ニコラウスがサンタクロースになるまで
聖ニコラウスがサンタクロースになったのは、19世紀と言われています。そのころのクリスマスは今のように、子供にプレゼントを渡したり、家族そろってケーキを食べたりと、ほんわかするようなイベントではありませんでした。お酒を飲んで、どんちゃん騒ぎをするようになっていたそうです。今の日本のハロウィンのようですね。
せっかくのクリスマスを温かいイベントにしたいと考える人たちによって、子供たちに贈り物をしていた司祭・聖ニコラウスにスポットが当たりました。
当時の作家や詩人などにより、サンタクロースとなりました。
サンタクロースの故郷は他にもあるの?
日本では「サンタクロースのはフィンランドに住んでいる」というイメージが強いですが、国によってはサンタクロースがどこから来るのか違いがあるようです。
代表的なのは
アメリカ・アラスカ州説
スウェーデン・サンタワールド説
グリーランド説
があるようです。簡単に見ていきましょう。
アメリカ・アラスカ州説
1953年1月、アラスカ州に「ノースボール」という町を作り、サンタクロースの町と宣言しました。
もちろん、家もあって、世界中の子供たちのためにクリスマスプレゼントを販売しているそうです。
スウェーデン・サンタワールド説
スウェーデンでは、1984年12月に「サンタクロースはスウェーデンのサンタワールドに定住している」と宣言しました。
トナカイや妖精と暮らすサンタクロースと実際に会えるそうです。
グリーンランド説
ここにはなんと400歳を超えるサンタクロースが住んでいるそうです(実際はどうかわかりませんが、サンタクロースの存在自体、夢のある存在なので信じましょう)。
長老のサンタクロース1人では世界中の子供たちにプレゼントを渡しに行けないので、弟子を集めて手伝ってもらっているそうです。
ちなみにグリーンランドには「国際サンタクロース協会」もあるそうです。
サンタクロースがフィンランドから手紙を送ってくれるのって本当?
答えは本当です。
フィンランドにあるサンタクロース郵便局から、サンタクロースに手紙を送ることができます。
サンタクロース郵便局には、世界中の子供たちから毎年十万通の手紙が寄せられているそうです。
子供たちの夢を壊してはいけないとのことで、返事を書きだしたのがきっかけで、サンタクロース郵便局が開設されたそうです。
日本からの手紙も多く寄せられることから、日本・フィンランドサンタクロース協会が設立され、全国どこからでもサンタクロースに手紙を送れるようになったそうです。
サンタクロースに手紙を送る方法
ちなみに2019年の受付は9月中旬から、11月29日に締め切られるようです。
サンタクロースからの返事は、『幼児向け』『子供~一般向け』『英文』の3種類の中から選ぶことができます。
申し込み方法は簡単です。
①全国の郵便局または、日本・フィンランドサンタクロース協会のホームページから、申し込み。
ちなみに・・・1通1800円かかります。
②12月20日頃にサンタクロースからの手紙が国際郵便で届きます。
手紙の内容は受取人の名前で呼びかけから始まります。
サンタクロースが自分の名前を書いてくれるのって、すごくうれしいですね。
サンタクロースからの手紙って、子供だけではなく大人もうれしいプレゼントになりますね。
③同封されている返信ハガキにお返事を書いて出すと、翌年8月ごろにサンタクロースから『サマーカード』の返事が届きます。
まとめ
フィンランドに住んでいるサンタクロース。所説ありますが、変わらないのは子供たちの夢を叶えてくれる存在ということは、今も昔も変わりません。
是非、今年はプレゼントだけではなく、サンタクロースからの手紙も一緒に渡してみてはどうでしょう?
きっと、素敵な思い出になると思います。
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