皆さんは年越しそばの具は何が定番ですか?すぐに思い浮かぶのは海老天やきつねあげなどでしょうか。関西の具は何をいれるのかも気になりますね。おそばに鶏肉?!と驚かれる方もいると思いますが以外に合うんだとか、今回は年越しそばの具について詳しく調べて見ました!
年越しそばの具は地方によって違うの?
日本の大晦日は昔から様々な年越し行事が行われてきました。
その習慣のひとつに『年越しそば』が定着していますよね。
そばが切れやすいことから、一年間の苦労を切り捨て翌年に持ち越さないように願ったことが
年越しそばの由来ともいわれています。
そんな年越しそばに乗せる具は地方によって違いがあるのでしょうか?
答えはYESです。
地方によってさまざまな具材をのせて年越しそばを美味しく頂きます。
珍しい年越しそばをいくつか代表して、早速見ていきましょう!
☆珍しい?!ニシンの乗った年越しそば
北海道や京都では定番の年越しそばの具材なのがニシン。
驚かれる方も多いと思いますが、ニシンは甘く煮付けており骨まで食べられる柔らかさ。
ニシンのうま味が染み込んだそばのだしは絶品なんだとか。
☆辛味のある大根おろしが必須!
福井県で食べられる年越しそばには、越前そばが用いれられることが多いようです。
これは辛味のある大根おろしを乗せた冷たいそばのことで、県内産のそば粉を昔ながらの石臼で挽いたものを使用していることから風味が強く、辛い大根おろしと合わせても負けない旨さがあるのが特徴です。
薬味にはねぎやかつお節を用いるそうです。
☆年の数だけ食べる!?
岩手を代表する食文化のひとつがわんこそばです。
現在では大食い名物のようなイメージですが本来はおもてなしの料理なのです。
古くから年越しにも持ち入れられ、年の数だけ食べる習慣もあったそうです。
☆そばはそばでもびっくりなそば!?
新潟県で食べられている年越そばは、へぎと呼ばれるせいろのような器に人数分が盛られたそばが食べられているようです。
へぎそばも越後そばと同じで、冷たいものが基本です。
ふのりがつなぎで使われることで他にはないそばのつるつるした食感が味わえるそうです。
また薬味でからしが提供されるのも特徴的ですね!
年越しそばの具は関西ではどんな具を使うの?
上記紹介した年越しそばも特徴的なものがありましたが、関西で食べられている年越しそばにはどんな具が定番なのでしょうか?
関西の年越しそばの特徴といえば
・薄口醤油
・昆布だし
・ニシン
・ネギ
があげられます。
ニシン?!北海道と同じなのには驚きですね?!一般的には京都の名物のニシンそばが、
関西の年越しそばの具材の代表とされているようです。
京都と北海道で同じニシンの年越しそばを食べるのには理由もあり、
昔から周りを山々で囲まれていた京都が、北海道からニシンを取り寄せて保存食として食べていたそうです。
そのニシンを甘露煮にしてそばに乗せたところ大ヒットし、京都を中心にニシンという風土が定着していったそうです。
年越しそばの鶏肉を使ったレシピ!
そばと言えばカモのイメージがあるかと思いますが、実は鶏肉との相性も抜群なのをご存じでしょうか?
いつもはあっさりネギやおあげでそばを頂く方も、たまには鶏肉のおそばはいかがでしょうか?
さっそくレシピをご紹介していきたいと思います。
~材料~
・鶏もも肉 200g
・ごぼう 1本
・水 3カップ
☆醤油 大匙3
☆みりん 大匙1.5
☆酒 大匙1.5
☆塩 少々
作り方
①鶏ももを薄くカットする。
お雑煮用にカットされた鶏肉を使用すると時短に!
②ごぼうはささがきにします。
③鍋に水を入れ、沸騰させて、鶏肉とごぼうをいれて煮込む。
(灰汁が出てきたらすくいとる)
④具材が煮えたら、☆の調味料を入れて煮る。
醤油の角が取れたら出来上がりです。
トッピングに卵や、お餅を加えてうどんでも美味しくいただけます。
ご飯を加えて雑炊にしたりとアレンジも多数!ぜひ作ってみてくださいね(*^-^*)
写真付きレシピはこちらからどうぞ!
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は地方の年越しそばの具材や、鶏肉を使ったアレンジレシピをご紹介しました。
そばに合う具材は上記の物以外にもたくさんあり、まだまだ美味しいレシピもたくさんあると思います。
ご自身のお好みで、年越しそばを楽しんでみてくださいね・・・♥
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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