濡れた足であっても、足を置くとすぐに乾くという特性を持った珪藻土のバスマット。便利な反面、小さいお子さんがおられる場合、衛生面も気になりますよね?菌の繁殖や虫がわいたり、水虫がうつるかどうかも心配。そんな疑問にお答えします。購入前にチェックしてみてくださいね。
Contents
珪藻土のバスマットは菌が繁殖するの?
まず、バスマットになぜ菌が繁殖するのか?
菌が繁殖する条件としては、水分を含んでいるかどうかがポイントになってきます。
部屋干しをしていると、生乾きの匂いがしますよね?生乾きの匂いがするのは、しっかり乾ききらずに湿っているからなんです。
なので、布製のバスマットが乾ききらずに濡れてしまうことにより、菌が繁殖してしまうんです。
それに比べて、珪藻土のバスマットは常に乾いた状態になるので、菌の繁殖はしにくいといえます。
珪藻土のバスマットは虫がわく?
ネットを見てみると、珪藻土から虫がわいたという記事も見られました。
でもよくよく見てみると、「珪藻土のバスマットから虫がわいた」のではなく、「家の壁材として使用している珪藻土から虫がわいた」ということのようです。
実際に珪藻土は、湿気を吸ったり吐いたりする性質があるので、壁材としてもよく使用されているようです。でも、珪藻土だけでは固まらないので、他の素材も混ぜて壁材として使用しているので、珪藻土としての機能が低下してしまい、虫がわいてしまうこともあるようです。
珪藻土の性質として「珪藻土は周りの水分を吸い取る性質」があるので、虫が住み着くことができません。
漢字の「土」とついていれば、虫がわくというイメージもできやすいですが、珪藻土は「土」というよりも「石」のようなものですので、虫がわくことは考えにくいです。
なので、珪藻土のバスマットから虫がわくという心配はしなくても、大丈夫です。
珪藻土は水虫がうつるの?
家の中で水虫菌が繁殖しやすいのは、バスマットと言われています。長時間履いているスリッパよりも、数分使用するバスマットの方が、水虫菌がうつる危険性が高いんです。
水虫の原因と言われている白癬菌は、室温26℃以上で湿度70%以上の環境で繁殖しやすいといわれているんです。なので、お風呂場のバスマットが繁殖の条件に当てはまってしまうんです。
珪藻土のバスマットはすぐに乾燥状態になるので、白癬菌の好む湿気ている状態になることはないので、水虫に移りにくいということです。
先ほどもお話ししましたが、珪藻土自体は菌の繁殖はしにくいと考えられますが、100%水虫がうつらないというわけではありません。
足の皮の一部がバスマットに付着したままにしておくと、それを踏んだ人に白癬菌がついてしまうこともあります。
もし、家族の中に水虫の人がいるようであれば、その人が使った後に表面を拭いておくのをおススメします。ゴミやほこりを餌として菌が繁殖する可能性もあるので、表面を拭くのは効果的だと思います。
珪藻土のバスマットを衛生面で清潔に保つ方法は?
では、清潔に保つにはどうしたらいいのでしょうか?定期的なメンテナンスを行うことで、清潔を保つことができます。
使用後に陰干しをする
水虫原因となる白癬菌は先ほども言いましたが、湿気を好みます。珪藻土のバスマットも、湿度の高い場所に置き続けると、内部の水分が放出しにくくなります。
なので、最低でも1週間に1回は風通しのいい場所で、陰干しすることをおススメします。
このとき、直射日光を当てると割れる可能性もあるので、注意が必要です。
個人的には、使用後は立てかけるようにしておく方がいいと思います。
アルコールスプレーで除菌
毎日使用するバスマットなので、いくら乾燥させているとはいえ心配な場合は、アルコールスプレーをかけて布巾で拭き取るのもおススメです。
どうしても汚れが溜まってしまうので、アルコールで除菌することで、清潔な状態を保つことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?メンテナンスをすることにより、菌の繁殖や水虫がうつる可能性も低くなります。タオルのバスマットをしっかり乾かすよりも、時間もかからず、毎回快適なお風呂上りになるとも思います。
使用後は立てかけるという癖付けをしておけば、菌の繁殖の心配もなくなります。
水虫は完治するのに時間がかかりますし、人にうつってしまう危険性の高い皮膚疾患です。自分が治っても、他の家族に感染していれば、再発してしまいます。
その危険性を少しでも低くするためにも、珪藻土のバスマットを使ってみてはいかかでしょうか?
是非、参考になさってくださいね。
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