お料理をさっぱりさせる大根おろしは秋冬の旬な食材との相性もばっちりで私も毎年寒くなると食べたくなります。そんな大根おろしの冷蔵庫で保存する場合の保存期間はいつまでなのでしょうか。また保存の際、栄養効果は保たれるのか?など気になる点を回答していきたいと思います。
大根おろしの保存期限はいつまで?
大根おろしと言えば、食べる際に必要な分だけすりおろして、足りなければその都度すりおろすイメージがあるのは私だけでしょうか?
私の家では大根おろしの作り置きなどは目にしたことが無く、食べる分だけ直前にすりおろしていました。
でも大人になって母親になった今、正直大根おろしめんどくさいんです(+o+)
すりおろしてもあっという間になくなったり、食べる際に『大根おろし欲しいな!』と思っても、
自分の分だけすりおろすのがもう手間で諦めてしまう事も多々・・・(笑)←どんだけ面倒くさがりなんだ。
そんな時一度に沢山作ってタッパーなどにいれて冷蔵庫で保存出来たら気軽に大根おろしを楽しめて嬉しいですよね!
その際の、保存期間や気になる栄養効果はどうなるのかを早速見ていきたいと思います。
・冷蔵での保存期間は冬場であれば長くても2~3日
・密閉容器に入れて酸化を防ぐことが大事!
そして栄養面は、残念ながらおろしたてに比べると味は落ちてしまうようです(*_*)
大根おろしに含まれる栄養のジアスターゼは大根おろしの代表ともいえる辛味成分なのですが、
これは時間がたつにつれてどんどん失われてしまうので、美味しく頂くにはやはりおろしたてがおすすめです!
大根おろしを冷蔵庫で保存する方法は?
大根おろしを冷蔵で保存する場合に気を付けるべきポイントは次の三点です。
①なるべく空気にふれないようにする。
②大根の汁も一緒に入れて保存する
③お酢を1、2滴加える
①はほとんどの人がもうご存じの知識かもしれませんが、密閉容器などの容器で保存することで、酸化を防ぎ味が落ちるのを防ぎます。
②は大根おろしをおろした際の水分も絞らずに一緒に保存することで、劣化するのを遅らせる効果があります。
③はお酢の成分が大根おろしのうま味でもある辛味成分が無くなるのを防ぐ効果があります。
入れすぎると味がついてしまうため、1,2滴にしましょう。
大根おろしを冷蔵で保存すると栄養効果はどうなるの?
最後は大根おろしを冷蔵で保存した場合の栄養効果についてですが、
大根に含まれる栄養で他との大きな役割があるのは、『ジアスターゼ』と呼ばれる成分なのですが、
この成分実はとっても優秀で、お腹の調子を整える胃薬の成分にも使われるほど!
食べ物に含まれるでんぷんを分解して、消化を良くしてくれる働きがあります。
ダイエット中の方はハンバーグや、とんかつなどのこってりしたものを食べるときは大根おろしがついてるものを選ぶと良い。
と言われるほど優秀なジアスターゼという成分が、加熱や酸化に弱いため、冷蔵保存の際に空気に触れたり、時間が経てば経つほど失われてしまいます。(>_<)
他にも大根おろしの醍醐味である辛味成分の、アリルカラシ油やビタミンCなどの成分も、ジアスターゼと同様に酸化に弱いことから、できるだけおろしたてを頂くのがおすすめです。
どうしても残ってしまった場合でも最低1日以内でしたらそこまで栄養素も失われないかもしれませんが、冷凍保存して解凍したものや、常温で保存していたものに関しては上記の栄養効果は期待できないと思われますので注意が必要です。
最後に
今回は冷蔵で保存した場合の大根おろしについてご紹介しました。
大根おろしはなるべく早く食べたほうがよい理由がわかりましたね。
せっかくの栄養効果もなくなつてしまうのはとても残念ですから(>_<)
また熱にも弱いことから、鍋やお料理に使う前に新鮮なうちはトッピングで頂いて、
余った分などに火を通して食べる方法がおすすめですよ!
ぜひ参考にしてみてくださいね・・・♥
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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