寒い冬、真っ白に凍ってしまったフロントガラスに、待ちきれずにお湯をかけてしまう方もおられると思いますが、安易にお湯をかけると大変なことになってしまうかもしれません!フロントガラスにお湯をかけた結果どうなるのか?フロントガラスが凍結してしまった時の対処法は?
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冬はフロントガラスの凍結が大変!
段々と涼しくなってきましたね。個人的には暑い夏よりも、冬の方が好きなんですが、これからの季節、朝いちばんの一仕事が増える季節も近づいてきました・・・。
「さぁ!今日も頑張って仕事しよう!」と気合を入れて車に乗ると、車のフロントガラスが凍って真っ白・・・。
そういう時に限って、急がないと遅刻してしまう!!もっと早く起きて準備したらいいのにと思われるかもしれません。
だって、寒い時期になかなかあったかい布団から出れないんです!ギリギリまで寝ていたいんです!!
車のフロントガラスが凍って真っ白になってしまった時は、ヒーターを最高にまで上げ、溶けるのを待ちます。朝の忙しい時に、イライラ・・・。
何てことありませんか?私は冬の時期、ほぼ毎朝こんなことを繰り返しています。「いい加減学習しろ!」と自分でも思いますが、きっと私が悪いんじゃないんです。凍ってしまうフロントガラスが悪いんです(完全に責任転換です)。
だからといって、凍ったフロントガラスにお湯をかけてしまうのはとても危険です!
フロントガラスにお湯をかけた結果どうなるの?
先ほども言いましたが、早く溶かしたいからといって、凍ったフロントガラスにお湯をかけては決していけません!!!
凍ったフロントガラスにお湯をかけてしまうと、急激な温度差でひび割れを起こしてしまう可能性があるんです。ガラスのコップに熱湯を入れると割れることってありますよね?それと同じなんです。
ひびが入ってしまうと、傷の大きさによっては、ガラス自体を交換しないといけない可能性もあります。
ちなみに、フロントガラスの交換料金の目安としては、軽自動車で5.2万円~7万円、普通車で7万円~9万円と高額です。
ただでさえガラスにひびが入って凹んでいるのに、更なる出費はキツイです・・・。
もう一つ、お湯をかけてはいけない理由としては、お湯をかけた瞬間は溶けるのですが、外の空気との温度差で水蒸気が発生し、走っているとまた凍ってしまうという悪循環が起こる可能性も高いのです。
朝薄暗い中運転している際、視界もさえぎられてしまい、事故を起こしてしまうかもしれません。
フロントガラスが凍結してしまったときの対処法は?
忙しい朝。少しでも早く、安全に解氷されるってあるのでしょうか?実はとても簡単な方法で溶かすことができるんです。
1つ目は、エアコンとおふろの残り湯(ぬるま湯)を使っての解氷の方法です。
ここでのポイントは、熱湯ではなくお風呂の残り湯のぬるま湯を使うことです。
①エアコンをかけ、吹き出し口をデフロスターにします。
②ワイパーをスタート
③ぬるま湯をかけます(私はここで服が良く濡れます・・・)
ただ、ワイパーを動かしながらぬるま湯をかけることにより、再び凍ることを防いでくれます。
2つ目は「解氷スプレー」を使っての解氷の方法です。
スプレーをかけると一気に溶けるのでストレスなし!!!
カー用品店やホームセンターで300円~1000円くらいで売っています。
3つ目はウォッシャー液を解氷性能付きに変えることです。
こちらも車内からワイパー操作をするだけで、どんどん溶けてくれるので、楽ちんでした。
ただ、残っているウォッシャー液を空にしないといけないという手間がありますが、ぬるま湯をかけたら服にかかってしまう。スプレーをかけるのは、外に出ないとできず、寒くていや。というわがままな私にとっては、手間はあるものの、一番楽ちんでおすすめです。
解氷性能付きのウォッシャー液も、カー用品店やホームセンター、ネット通販でも販売しています。一度お試しあれ。
まとめ
フロントガラスにお湯をかけてしまうと、どうなってしまうか、わかっていただけたと思います。
一番いいのは、凍結を予防することかもしれません。カーポートやガレージなどに駐車するものいいのですが、なかなか屋根のあるところに駐車できない場合もあります。
そういう時は、夜にフロントガラスに大きなバスタオルを敷くだけでも予防できます。
でも、バスタオルが濡れてしまうのが面倒・・・。
専用の凍結防止カバーも売っています。取り付けも簡単ですので、こちらもお勧めです。
寒くなる季節、是非ご参考になさってくださいね。
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