出雲大社の神在祭のご利益はなに?期間や内容と参拝方法や日程スケジュールも!

今回は出雲大社の神在祭についてご紹介したいと思います。テーマは神在祭のご利益はなに?や神在祭の期間や内容、参拝方法や日程スケジュールについて詳しくご紹介していきたいと思います。出雲大社にこれから行かれるご予定のある方に参考になれば嬉しく思います。

出雲大社の神在祭とは?

旧暦である10月には出雲大社では【神在祭】という大祭が行われます。

神在祭とは全国の神様が出雲大社に集まり、

来年にむけて縁結びに関する大切な会議を行われるとされています。

出雲大社の西方にある稲佐の浜(いなさのはま)で神々をお迎えする神迎神事です。

(かみむかえしんじ)が前日から行われ、神職の方がお供え物をたくさんし、神様をもてなしてくれるのです。

神様が滞在される期間中の神在祭は一般の方の参加は不可能となっていますので観覧することはできません。

 

出雲大社の神在祭のご利益はなに?

 

神在祭の最大のご利益はなんといっても縁結びではないでしょうか?

神在月に参拝すると縁結びのご利益のパワーが最大といわれていますので、

・恋愛 ・結婚 ・商売繁盛 ・農作 ・子授け ・安産 ・教育 ・厄除け など

ぜひこの機会にお祈りしてみてはいかがでしょうか(*^-^*)

 

出雲大社神在祭の期間や内容は?

2020年令和2年の出雲大社の神在祭は11月24日(午後7時)~12月1日(午後4時以降まで)になります。

この1週間は毎日祭典が行われています。

気になる神在祭の内容ですがまずは、旧暦である10月10日の夜19時頃から、稲佐の浜(いねさのはま)で神様をお迎えする行事である〔神迎え〕の祭典が行われます。

この儀式が済んだのちに神在祭が催されますので、神迎祭から手順を追ってご紹介していきたいと思います。

神迎祭の始まりは、祭壇に(ひきりきね)で起こした神火が灯されます。

この時周りには神火以外の明かりをともしてはならず、暗闇と静寂の中に燃える火はとても神秘的な光景です。

そして神様の依り代となる2本の神籬(ひもろぎ)が奉納されると、八百万の神様(やおよろず)がお宿りするのです。

稲佐の浜での神事が終ると、龍蛇神(りゅうじゃしん)と呼ばれる海蛇の神様の先導で、

八百万の神様たちを出雲大社の敷地へ案内するのです。

この【神迎祭】を終えて初めて神在祭が御本殿で行われます。

朝の9時開始で一般の参拝者も参加することができます。

その内容を簡単にご紹介していきたいと思います。

①謝恩詞(しゃおんじ)と呼ばれる神様に感謝の気持ちを参拝者全員で唱えます。

②その後神々への祈りの祝詞を宮司の方が述べられます。

③最後に『玉串拝礼(たまぐしはいれい)』と呼ばれる榊の枝(さかきのえだ)を神様にお捧げして、神在祭は終了になります。

*この時、玉串拝礼の招待状をお持ちの方は儀式に参加することができます。

神在祭の日程は基本的に神迎祭の翌日と中日、最終日に御本殿にて行われます。

詳しいスケジュールはこちらの公式HPからご確認ください。

良くある間違いで神在祭は旧暦の10月に行われると思ってしまう方がたくさんおられるそうですが、

神在祭の日程は毎年変わりますので、必ず日程を確認しましょう。

また島根の出雲大社以外の神社でも神在祭を行う所がありますので、気になる方は最寄りの神社のHPなどもチェックしてみてはいかがでしょうか(*^-^*)

 

出雲大社の神在祭の期間の参拝方法は?

 

神在祭が行われている期間中の参拝方法でぜひおすすめなのが、

本殿の東と西の両方に一棟ずつある【十九社(じゅうくしゃ)】と呼ばれるお社に参拝することです。

本来なら十九社の扉は閉ざされていますが、神在祭の期間にだけ八百万の神様たちがご宿泊される為、扉が全て開かれた貴重な時間になります。

ぜひ神在祭の期間中に参拝に行かれる方はぜひ東と西にある両方のお社にいってみてくださいね。

全国の神様の特別なご利益を受けられるかもしれません(*^-^*)

また上の宮にお参りするのもこの時期ならではの貴重な体験ですが、神在祭の期間中は上の宮では神様たちが会議を行っていますので、くれぐれもご迷惑にならないように気を付けなければなりません。

また神在祭の期間中は多くの参拝者の方で大変混雑します。なるべく朝早い時間にお参りするのがおすすめです。

時間でいうと朝7時~7時半くらいがベストです!この時間をすぎて10時頃になりますと、

駐車することも困難になり、なかなか参拝できない!といった状況が予想されますので、

神在祭の期間中に参拝予定の方はぜひ早めの行動をおすすめします!

最後に

今回は出雲大社の神在祭についてご紹介しました。

全国の神様をお迎えするために一日前から準備を行い、約一週間かけて祭典を行う神在祭は、

とても神聖な儀式のもと沢山の方に見守られながら神様をお迎えする大事な祭事であることがわかりました。

大切な期間だからこそ守らればならないお約束もあります。

①基本的に撮影は禁止 ②賽銭は決まったところへ など当たり前の事も含め、神様や神職様に失礼のない行動をしましょう。

ルールを守ってこそ、良いご縁に結ばれるのではないでしょうか?

出雲大社に参拝に行かれる皆様が良いご縁に結ばれることをお祈りいたします・・・

最後までお付き合い頂きありがとうございました。