出雲大社の神無月である10月のご利益は?なぜこの時期がいいの?参拝方法は?

出雲大社の神無月は10月で、他の神社とはまた違った風習があることをご存じでしょうか?あえて神無月であるこの時期に出雲大社へ参拝に行く理由とそのご利益、参拝方法などを今回は詳しくご紹介していきたいと思います。どうぞ最後までよろしくお願いします。

出雲大社の神無月である10月のご利益は?なぜこの時期がいいの?

 

通は『神無月(かんなづき)』と聞くと、)(神様がいない月)と思う方のほうが多いのではないでしょうか?

私もその一人です。

ですが出雲大社においては少し他と違うようで、旧暦である10月には出雲大社に全国の神様が集まる会議が出雲大社で行われることから、出雲大社の10月は『神在月(かみありづき)と呼ばれ、

逆に全国の神社の神様がいなくなってしまうため、出雲大社以外の神社に向けて神無月と呼ばれるようになったのです。

なので神在月である10月に出雲大社を訪れることで、ご利益を最大限に受けられると言い伝えられています。

また、10月~12月にかけて、大祭が行われていますのでそちらもぜひ観光されてみてはいかがでしょうか?

11月8日~12月6日まで【神迎祭 かみむかえさい】【神在祭 かみありさい】【神等去出祭 からさでさい】などの大祭が行われていますので、

この時期に出雲大社に行かれる方はぜひ祭事の日程を事前に確認してから向かわれると良いですね!

出雲大社の公式HPはこちらから飛べますので気になる方はチェックしてみてください(*^-^*)

 

ご利益のある参拝方法は?

 

旧暦の10月~12月にかけて出雲大社に行くことでご利益の力がより効果を増すことが分かりました。

合わせてよりご利益のあがる参拝方法もご紹介したいと思います。

                              ~出雲大社の正式な参拝方法~

反時計回りで6つの鳥居を周り、最後に御本殿へ向かう事!

①大鳥居→②勢溜り(せいだまり)の鳥居→③祓の社(はらえのやしろ)→④松並木の参道(まつなみきのさんどう)→⑤手水舎(ちょうずや)→⑥本殿(ほんでん) の順番に回ります。

①の大鳥居は車などで出雲大社に行かれる方はうっかり見逃してしまう場合も多いそうなので、

注意が必要ですね。初めに神域である入り口の大鳥居を通ることはとても大事なので、神様への敬意を示す気持ちと思い忘れないようにしたいですね。

②の勢溜(せいだまり)の鳥居は出雲大社の第二の鳥居であり、正門ですので必ずここを通りましょう。

③②の鳥居をくぐると次に見えてくるのは祓の社(はらえのやしろ)です。ここで参拝する人が自分でも気づかないような、小さな穢れなどを全て祓って身を清めます。

④そして松並木の参道またの名を(松の馬場)とも呼ばれる松の木が素晴らしい道を通り鳥居をくぐります。その際は神様の通る道の邪魔にならないように左側を歩くように心がけましょう。

⑤松並木の参道を抜けると、手水舎があるので両手と口を清めます。

その手順としましては、左手を洗う→右手を洗う→口を漱ぐ→左手で柄杓をもったまま左手と柄杓の持ち手にもう一度水を流す→柄杓をもとの位置に戻す

⑥すべての手順で回ることができたらようやく本殿にて参拝します。

その際の注意点は『二礼四拍手一礼』で参拝しましょう。

通常の神社での参拝の仕方は二礼二拍手一礼ですが出雲大社では異なりますので気を付けましょう。

二礼四拍手の意味は幸せの【シ】を意味しており「幸せを呼びますように」との願いが込められているそうです。

とても縁起の良い参拝方法ですね(*^-^*)

またお賽銭の額も5円や11円45円などの(良い)という意味が込められたものを選ぶとより良いご利益を授かれそうですね!

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は出雲大社のご利益のある参拝方法や大祭の行われる期間についてご紹介しました。

神無月の季節に神様が出雲大社に集まることで、出雲大社では『神在月』と呼ばれ1年で一番のパワーを持つことはさすが日本最古の歴史ある神社ならではですね。

私もぜひ機会があれば、このご利益が一番最大になる時に出雲大社に伺ってみたいなと思いました・・・

最後までお付き合い頂きありがとうございました。